あいうえおポエム

その1

 

夢から 覚めれば

 

 

 

 

ある 雨の朝

 

いつものように 目を覚ます

 

うしろから聞こえる あの声は

 

えがおを くれた

 

 

おともなく 崩れ去った あの日々は

 

かたちさえなくて

 

きれいなしずくのように 落ちていった

 

 

くるしみの涙は

 

けがれもせずに 頬を伝う

 

 

ここにいる 意味を

 

さがしつづけていたよね

 

 

しずかな毎日は

 

すぐに 消えてしまった

 

せめて もう一度 あの笑顔を

 

その願いは どこにも届かずに

 

ただ むなしく響くだけ

 

 

ちかくに 君がいた

 

つないだ手の 温もりは忘れない

 

 

てらす光は すぐ目の前に

 

とどかないけれど すぐそばに

 

 

なぜ 君はここにいないの

 

にどと 離れない はずだったのに

 

 

ぬりかえられていく日々は 変えることもできずに

 

ねがいを 込めるだけ

 

 

のこされたものは 何もなかった

 

 

はしりさる日々は すぐに消えて

 

ひとりの 僕が残った

 

 

ふと 耳をすませば

 

「へんな夢でも見たの?」と 君の声がする

 

ほかでもない 君の声

 

まどろみのなかで 確かに聞こえた 君の声

 

 

みえない君は 悲しそうな声で 言った

 

「むりは しないでよね」

 

 

めを 覚ます

 

もう 何もできない

 

 

やがて 朝は やってくる

 

ゆめは 望んでも 真実にはならないのだ

 

 

よぞらは なにも 望んでいないから・・・

 

 

 

文章の都合上 「らりるれろ、わをん」は省略

 

 

 

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